DB11
DBS スーパーレッジェーラ
ヴァルハラ
ヴァルキリー
イギリスの高級スポーツカーメーカー「アストンマーティン」の創業は1913年のこと。ライオネル・マーティンとロバート・バムフォードによって立ち上げられたワークショップ「バムフォード&マーティン」がそのルーツとなる。当時よりモータースポーツへの参戦に積極的で、1951年のル・マン24時間耐久レースではDB2でクラス2位と3位、さらに1959年ではDBR1で優勝するなど、同社はモータースポーツとは切っても切り離せない関係を保っていた。一方市販車の分野では、サーキットで培った技術を惜しみなく注がれたが、そのキャラクターはピュアスポーツカーというよりは、グランドツーリングカーが主体であったことも興味深い。その代表的モデルが、1947年から1972年まで同社を率いたディビッド・ブラウンの頭文字に由来するDBシリーズ。1948年のDB1に始まり、現在でもその系譜にあるDB11が販売されている。また、フラッグシップモデルとしてDBS、ヴィラージュ、ヴァンキッシュなどの高性能なGTをリリースしている。さらに2005年には、ポルシェ911をターゲットに見据えた同社初のピュアスポーツカー「V8ヴァンテージ」も生み出した。 なお、最近は極めて高性能なハイパースポーツカーの開発にも積極的である。