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DMEIO   [2002y-2007y]

デミオ(2nd/DY)

デミオ前 デミオ後
デミオ内装 デミオ内装

解説

 1996年8月、「自由形ワゴン」をコンセプトに掲げ、優れたパッケージングが自慢の新しい価値観を持つコンパクトカー「デミオ」が誕生。マツダとしては排気量1.3〜1.5LクラスのBセグメントで大成功を収めたモデルである。そんなデミオが登場から6年の歳月を経た2002年8月、フルモデルチェンジが行われて2世代目が登場した。

 同年5月に登場したDセグメント「アテンザ」に続く新生マツダの第二弾モデルとなる2代目デミオは、コンパクトカーの新しいスタンダードを目指して開発された。生産拠点は広島市の宇品工場のほか、2003年1月より欧州仕様「Mazda 2」としてフォードのバレンシア工場(スペイン)でも生産が開始されている。ちなみに欧州で生産されるマツダ車はこのデミオが初となる。

 「心地よいインテリア」と「走る楽しさ」がもたらす「解放感」をテーマに開発された2代目は、先代からボディサイズをひと回り拡大。全長は3925mmに達し、同じBセグメントのライバルと比較するとやや大きめのボディを持つ。エクステリアは、5角形フロントグリルや吊りあがった形状のヘッドライトなど、ひと目でマツダ車とわかるデザインとされた。特に前後フェンダーの張り出しが強調され、力強さをアピールしているのが特徴。ボディタイプは、先代同様5ドアハッチバックのみであるが、一部グレードではキャンバストップ仕様がオプション選択可能となる。

 搭載されるエンジンは、MZRと呼ばれる新開発のオールアルミ製直列4気筒DOHC。排気量は先代と同じく1.3L(ZJ-VE)、1.5L(ZY-VE)の2機種が設定されている。この新型パワーユニットは、等長ロング吸気マニフォールド、連続位相可変バルブタイミング機構S-VT、ステンレス製4-1排気システムなどを採用し、動力性能と環境性能を両立する。トランスミッションは4速ATと5速MTが組み合わされる。またAT車には、姿勢制御装置(DSC)がオプション設定されるなど、安全面にも配慮する。

 一方、シャシーも全てが新開発された。この新型プラットフォームは、2002年型にて一新したフォード「フィエスタ」にも採用されたものである。サスペンションは、形式こそフロントがマクファーソンストラット、リヤがトーションビームと従来と同じであるものの、全面的に新設計となった。特にリヤサスペンションでは、このクラスには珍しいモノチューブ式ダンパーが採用され、走行安定性と乗り心地を大きく高めているのがトピック。ステアリングは当初、新設計の油圧式パワーステアリングが採用されていたが、2005年4月に行われたマイナーチェンジでは、エクステリアを一新するとともに、電動式へと改められている。またステアリングのギヤ比は、先代よりもクイックなセッティングとされ、応答性が高められた。2007年7月にはフルモデルチェンジが行われ、3代目が登場した。

主要諸元 " 2002y DEMIO 1.3CASUAL "

寸法・重量エンジン・トランスミッション
車格Bセグメント型式ZJ-VE
乗車定員5名種類1.3L 直4 DOHC 16V
全長×全幅×全高3925×1680×1530 mm気筒内径×行程74.0×78.4 mm
ホイールベース2490 mm総排気量1348 cc
トレッド前/後1475/1450 mm圧縮比10.0
最低地上高155 mm最高出力67kW[91ps]/6000rpm
重量1080 kg最大トルク124Nm[12.6kgm]/3500rpm
ステアリング形式ラック&ピニオン式
油圧式パワーステアリング
燃料供給装置電子制御燃料噴射式(EGI)
サスペンション前マクファーソンストラット
コイルスプリング
燃料タンク容量45 L
無鉛レギュラーガソリン
サスペンション後トーションビーム
コイルスプリング
トランスミッション5MT/4AT
ブレーキ前ベンチレーティドディスク駆動方式FF
ブレーキ後リーディングトレーリングその他
タイヤ前175/65R14 82S生産拠点広島県 宇品工場
スペイン バレンシア工場
タイヤ後175/65R14 82S価格帯(登場時)107.0万円〜153.5万円
走行安定装置ABS