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Cosmo
コスモ
解説
スズキ「ワゴンR」からのOEM車であるマツダ「AZ-ワゴン」は、本家のフルモデルチェンジにともない、2008年9月に4代目が登場した。原油価格の高騰など不況のあおりを受けて自動車業界全体が販売台数を伸ばそうとあの手この手を打つなかで、軽自動車はその経済性の高さから依然高い需要がある。とくに、車高の低いタイプからトールワゴンタイプにその人気が移り、AZ-ワゴンはマツダのラインアップのなかでも重要なポジションに位置づけられるモデルなのだ。
ワゴンRとの差異は、フロント周りのデザインにある。グリルに太い横長のバーが配されるほか、マツダのブランドアイデンティティである5角形のエアインテークを採用することで、力強くよりスポーティな印象を見る者に与える。インテリアは、ライトグレーのシート&ドアトリムカラーを持つワゴンRに対し、AZ-ワゴンはチャコールグレーを採用。どのボディカラーにも合う落ち着いた雰囲気を醸す。
ラインアップは、ベーシックなAZ-ワゴンのほか、スポーティでクールなエクステリアの「カスタムスタイル」シリーズが用意される。これは、ワゴンR スティングレーのマツダ版で、スケルトンタイプのフロントグリル、大開口エアインテークを持つフロントバンパー、リヤエアロバンパー、サイドアンダースポイラー、ブラックで統一されたインテリアを採用し、若年層に訴えるスタイリッシュなモデルとなっている。
メカニズム面はワゴンRとまったく同一で、658cc 直列3気筒DOHCの自然吸気(54ps)とターボ(64ps)の2機種のエンジンを搭載。トランスミッションは、5速MT、4速AY、CVTが組み合わされる。プラットフォームは、スズキ「パレット」の改良版である新世代シャシーとなり、ホイールベースは先代から40mm拡大した2400mmとなった。これにより室内空間の拡大はもとより、走りの性能も大きく引き上げられた。
主要諸元 " 2008y AZ-WAGON XS (2WD) "
寸法・重量 | エンジン・トランスミッション | ||
車格 | 軽自動車 | 型式 | K6A |
乗車定員 | 4名 | 種類 | 0.66L 直3 DOHC 12V |
全長×全幅×全高 | 3395×1475×1660 mm | 気筒内径×行程 | 68.0×60.4 mm |
ホイールベース | 2400 mm | 総排気量 | 658 cc |
トレッド前/後 | 1295/1290 mm | 圧縮比 | 10.5 |
最低地上高 | 155 mm | 最高出力 | 40kW[54ps]/6500rpm |
重量 | 830 kg | 最大トルク | 63Nm[6.4kgm]/3500rpm |
ステアリング形式 | ラック&ピニオン式 パワーステアリング | 燃料供給装置 | 電子制御燃料噴射式(EPI) |
サスペンション前 | マクファーソンストラット コイルスプリング | 燃料タンク容量 | 30 L 無鉛レギュラーガソリン |
サスペンション後 | I.T.L コイルスプリング | トランスミッション | 4AT |
ブレーキ前 | ディスク | 駆動方式 | FF |
ブレーキ後 | リーディングトレーリング | その他 | |
タイヤ前 | 155/65R14 75S | 生産拠点 | |
タイヤ後 | 155/65R14 75S | 価格帯(登場時) | 92.400万円〜168.735万円 |
走行安定装置 | ABS |
関連リンク