Publica
パブリカ
Platz
プラッツ
FunCarGo
ファンカーゴ
Probox Wagon/Succeed Wagon
プロボックスワゴン/サクシードワゴン
WiLL Cypha
ウィルサイファ
WiLL Vi
ウィルVi
Sprinter
スプリンター
Corolla Ceres
カローラセレス
Sprinter Marino
スプリンターマリノ
Corolla II
カローラII
Tercel/Corsa
ターセル/コルサ
Voltz
ヴォルツ
WiLL VS
ウィルVS
Cavalier
キャバリエ
Carina
カリーナ
Carina ED
カリーナED
Corona
コロナ
Corona Exiv
コロナエクシヴ
Corona Coupe
コロナクーペ
Avensis
アベンシス
Caldina
カルディナ
Opa
オーパ
Progres
プログレ
Brevis
ブレビス
Origin
オリジン
Chaser
チェイサー
Verossa
ヴェロッサ
Cresta
クレスタ
Vista
ビスタ
Camry
カムリ
Scepter
セプター
Windom
ウィンダム
Nadia
ナディア
Toyota Classic
トヨタクラシック
Celsior
セルシオ
Century
センチュリー
Sienta
シエンタ
Isis
アイシス
Estima
エスティマ
Alphard / Vellfire
アルファード/ヴェルファイア
Sera
セラ
Cynos
サイノス
Curren
カレン
Celica
セリカ
MR-S
MR-S
MR2
MR2
Sport 800
スポーツ800
Supra
スープラ
2000GT
2000GT
解説
2006年10月、カローラはフルモデルチェンジを受けて10代目(E140系)となったが、同月、それよりもやや遅れて登場したニューモデルがオーリスである。10代目カローラは先代のプラットフォームをキャリーオーバーし、ボディサイズも国内市場を意識して5ナンバーサイズに抑えられたが、オーリスは新開発のプラットフォームを採用し、フォルクスワーゲン ゴルフをはじめとする欧州Cセグメントを強く意識したモデルとされた。オーリスの開発テーマとして「直感性能」を掲げ、走行性能や室内空間、さらには安全性や環境性能を高い次元で両立。販売はネッツ店が担当し、欧州でも同じ名前で2007年春から発売された。ちなみに車名の由来 は「独特の雰囲気」を意味する英語「AURA」。
ボディタイプは5ドアハッチバックのみで、先代のカローラランクスやアレックスの後継車に位置づけられる。トヨタの欧州デザイン拠点であるEDが手がけたエクステリアは、弟分のヴィッツによく似た、若々しくスポーティなデザインを採用。車幅は1760mmにまで拡大されて3ナンバーサイズとなり、欧州Cセグメントのライバルと比較しても遜色のない、ボリューム感のあるスタイルとされた。
インテリアは、欧州の建築手法である「フライングバットレス」をモチーフに、センタークラスターからセンターコンソールまで一体化した独特のデザインを採用し、斬新なイメージを醸し出している。またシフトレバーは高い位置に配され、スポーティさもアピール。ホイールベースは先代カローラと同じ2600mmであるが、プラットフォームを一新したことでパッケージングも見直され、室内空間は大人4人が充分快適に過ごせるものとなっている。リヤシートは、ワンモーションでチルトダウン可能なリクライニング機構付6:4分割可倒式を採用するなど、使い勝手が良いのもポイントだ。
エンジンは、10代目カローラと同じく、1.5L 直4DOHC(1NZ-FE)と、1.8L 直4DOHC(2ZR-FE)の2機種を搭載する。なかでも1.8Lエンジンは、従来の「1ZZ-FE」に替わる新世代ユニットであり、連続可変バルブタイミング(Dual VVT-i)を採用するのがトピック。トランスミッションは全車にCVT(Super CVT-i)が組み合わされ、とくに1.8L車にはマニュアル操作が可能な7速シーケンシャルシフトマチックが奢られる。駆動方式は2WD(FF)のほか、4WDも設定。新設計となるサスペンションは、フロントがマクファーソンストラット、リヤがトーションビーム(4WDはダブルウィッシュボーン)となる。この足回りは、欧州各国の道路やサーキットコースなどを走り込み、最適なチューニングが施されているという。ブレーキはフロントがベンチレーティドディスク、リヤがディスクを採用している。
2009年10月にはマイナーチェンジが行われ、前後バンパー、エンジンフード、ヘッドランプ、リヤコンビランプ、アルミホイールなどエクステリアのデザインをリニューアル。また1.8Lエンジンに「バルブマチック」システムを採用して燃費性能が高められた。さらに1.8Lエンジンにオーリス初の6速MTを組み合わせた新グレード「RS」も加わり、積極的に走りを楽しみたいユーザーの期待にも応えている。
主要諸元 " 2006y AURIS 180G (2WD) "
寸法・重量 | エンジン・トランスミッション | ||
車格 | Cセグメント | 型式 | 2ZR-FE |
乗車定員 | 5名 | 種類 | 1.8L 直4 DOHC 16V |
全長×全幅×全高 | 4220×1760×1515 mm | 気筒内径×行程 | 80.5×88.3 mm |
ホイールベース | 2600 mm | 総排気量 | 1797 cc |
トレッド前/後 | 1535/1535 mm | 圧縮比 | 10.0 |
最低地上高 | 140 mm | 最高出力 | 100kW[136ps]/6000rpm |
重量 | 1260 kg | 最大トルク | 175Nm[17.8kgm]/4400rpm |
ステアリング形式 | ラック&ピニオン式 電動パワーステアリング | 燃料供給装置 | 電子制御燃料噴射式(EFI) |
サスペンション前 | マクファーソンストラット コイルスプリング | 燃料タンク容量 | 50 L 無鉛レギュラーガソリン |
サスペンション後 | トーションビーム コイルスプリング | トランスミッション | CVT |
ブレーキ前 | ベンチレーティドディスク | 駆動方式 | FF |
ブレーキ後 | ディスク | その他 | |
タイヤ前 | 195/65R15 | 生産拠点(国内) | 岩手県 岩手工場(関東自動車工業) |
タイヤ後 | 195/65R15 | 価格帯(登場時) | 162.225万円〜229.950万円 |
走行安定装置 | ABS/TRC(O)/VSC(O) |
関連リンク