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2000GT
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解説
1966年に誕生して以来、140以上の地域で、累計3000万台(2006年現在)以上販売された世界のベストセラーカーがカローラである。そんなカローラは、2006年10月にフルモデルチェンジが行われ、通算10代目(E140系)となった。新しくなったカローラの開発テーマは、「新しい尺度でのクルマづくり」。従来のコンセプトから大きく外れることなく、基本性能と上質感を深化させた。カローラは欧州Cセグメントに属するが、VW「ゴルフ」やオペル「アストラ」などの欧州車を直接のターゲットとせずに、国内では5ナンバーサイズを維持した。その代わりに欧州車への対抗は、ほぼ同時期に登場したオーリス/ブレイドが担うことになった。
10代目カローラのボディタイプは、4ドアセダン、5ドアワゴンの2タイプ。今回セダンには、新たに「アクシオ(AXIO)」なるサブネームが与えられたのがトピックである。ワゴンは、先代同様フィールダー。先代に存在した5ドアハッチバックのランクスは、前述のオーリスにその座を譲り、廃止となった。また小型ミニバンのスパシオは、同時のモデルチェンジが見送られ、先代のまま販売が継続された。
プラットフォームは、基本的に先代のものがベース。しかしボディに高張力剛版を採用することで、剛性が大きく高められている。エクステリアは、先代から全高を10mm下げ、弧を描くように流れるキャラクターラインを施した「スウィープカットピラー」の採用などによってスタイリッシュに仕立てられた。インテリアは、シンプルなデザインにまとめられているものの、クラスを超えた高い品質感がウリである。しかし、ホイールベースは先代と同じ2600mmとなるため、居住性に大きな変化はない。
また今回は、クラスを超えた先進装備が採用されているのも特筆すべき点であろう。アクシオには、後退時に後方映像を映すバックモニタが、フィールダーにはワンタッチ格納リヤシートがそれぞれ全グレードに標準装備されるほか、パーキングアシスト、プリクラッシュセーフティシステム、レーダークルーズコントロールなども一部グレードに設定。さらにステアリングは、チルト調整に加えてテレスコピック調整も可能となった。
エンジンは、1.8L 直4DOHC(2ZR-FE型)、1.5L 直4DOHC(1NZ-FE)の2機種が搭載される。とくに1.8Lエンジンは、先代の「1ZZ-FE」に代わる新世代エンジンとなったのが大きなトピック。これは、吸気側と排気側をそれぞれコントロールする連続可変バルブタイミング(Dual VVT-i)を採用し、燃費・環境性能を高めた新開発のパワーユニットである。最高出力は、1.8Lが136ps、1.5Lが110psを発生。トランスミッションは新開発のCVT(Super CVT-i)が全グレードに採用されるほか、1.5L車(2WD)には5速MTも設定される。 また、1.8L車には自在にシフト操作が可能な7速スポーツシーケンシャルシフトも装備。サスペンションは、先代同様フロントがマクファーソンストラット式、リヤがトーションビーム式を採用する。
デビューから2年後の2008年10月にはマイナーチェンジが行われ、エクステリアのデザインを一部変更。1.8L車には運転席に「快適温熱シート」を採用するなど、装備面の見直しが図られた。また2010年4月の一部改良では、1.8Lエンジンにバルブマチック機構を採用することで、最高出力と燃費をアップ。同時に1.5Lエンジンも燃費を高めている。
主要諸元 " 2006y COROLLA AXIO LUXEL (2WD) "
寸法・重量 | エンジン・トランスミッション | ||
車格 | Cセグメント | 型式 | 2ZR-FE |
乗車定員 | 5名 | 種類 | 1.8L 直4 DOHC 16V |
全長×全幅×全高 | 4410×1695×1460 mm | 気筒内径×行程 | 80.5×88.3 mm |
ホイールベース | 2600 mm | 総排気量 | 1797 cc |
トレッド前/後 | 1480/1465 mm | 圧縮比 | 10.0 |
最低地上高 | 160 mm | 最高出力 | 100kW[136ps]/6000rpm |
重量 | 1190 kg | 最大トルク | 175Nm[17.9kgm]/4400rpm |
ステアリング形式 | ラック&ピニオン式 パワーステアリング | 燃料供給装置 | 電子制御燃料噴射式(EFI) |
サスペンション前 | マクファーソンストラット コイルスプリング | 燃料タンク容量 | 50 L 無鉛レギュラーガソリン |
サスペンション後 | トーションビーム コイルスプリング | トランスミッション | CVT |
ブレーキ前 | ベンチレーテッドディスク (15インチ) | 駆動方式 | FF |
ブレーキ後 | リーディングトレーリング | その他 | |
タイヤ前 | 195/65R15 91S | 生産拠点(国内) | 愛知県 本社工場(アクシオ) 静岡県 東富士工場(フィールダー) |
タイヤ後 | 195/65R15 91S | 価格帯(登場時) | 140.7万円〜233.1万円 |
走行安定装置 | ABS |