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LAMBORGHINI Sporty & GT Car Selection

 イタリアのサンタアガタに本拠を置くランボルギーニ社は、もともとは1960年代設立された農業機械メーカーである。そんなランボルギーニの自動車業界における処女作は、豪華なグランドツーリングカーの350GTで、それ以降もエキゾチックなGTの生産を1970年代末まで続けていく。一方、1966年に登場したミウラは同社初のミッドシップスポーツカーで、後に世界中で大ブームとなるスーパーカーの起源とと言っていい存在だ。ミウラは350psの12気筒エンジンを搭載し、このスタイルは後継のカウンタック、ディアブロ、ムルシエラゴ、そして現在のアヴェンタドールにまで引き継がれている。またこれら12気筒シリーズの弟分とも言える8気筒シリーズも、近年のランボルギーニを語る上で欠かせない存在。歴史的には1976年に登場したシルエットが元祖であるが、これはスポーツカーに必要な動力性能は低く、豪華な2シーターGTという趣だった。V8を積むピュアスポーツは、アウディ傘下に入った後の2003年に登場したガヤルドが初で、2014年には後継のウラカンが登場。軽量ボディを生かし、走りの楽しさは12気筒モデル以上と言われる。 同社はスポーツカーブランド御三家のひとつとして、その人気とプレミア性は絶大である。

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