開催期間:2008年1月13日〜1月27日
コルベットの高性能モデル「Z06」。これのさらに上をいく「ZR-1」は、6.2Lの排気量をもつV型8気筒エンジンにルーツ式スーパーチャージャーを組み合わせたLS9を搭載し、GM史上過去最高の620hpという最高出力を発生するアメリカン・スーパースポーツ。クロスレシオ化された6速MT、ツインプレートクラッチ、大径ベンチレーティドディスクブレーキ(フロント15.5インチ/リヤ15インチ)、専用チューニングサスペンションを採用するなど、強大なパワーを受け止めるべく各部がアップグレードされている。2009年モデルとして、2008年夏頃に発売される。 |
昨年モデルチェンジして2代目となった、キャデラックのミドルクラス・セダンがCTS。これをベースとした2+2クーペがデトロイトショーで発表された。フロントグリル、フロントフェンダー、ヘッドランプはセダンと共通だが、Bピラーを廃した専用設計のリヤセクションは美しくデザインされている。一方インパネ周りはセダンと共通のデザイン。搭載されるエンジンは、304hpを発生する直噴式3.2L V型6気筒に加え、国際市場向けに開発された2.9L V型6気筒ターボディーゼルも用意される。足回りには専用チューニングサスペンションを採用。市販化が期待される1台だ。 |
キャデラックのハイパフォーマンスモデルの称号が「V」シリーズ。先代にも存在したCTS-Vが、2007年にモデルチェンジしたCTSにも設定されることになった。心臓部に収められるパワーユニットは、スーパーチャージャー付き6.2L V型8気筒(LSA)。最高出力は550psと、欧州のライバルを凌駕する性能を誇る。組み合わされるトランスミッションは、先代のものを改良した6速MT(TR6060)に加え、6速AT(6L90)も新たに設定。サスペンションには「マグネティック・ライド・コントロール」と呼ばれる可変ダンピング機構が採用され、スポーティな走りと乗り心地を両立している。 |