開催期間:2008年10月2日〜10月19日
i20は欧州Bセグメントに位置づけられるコンパクトハッチバックで、クリック(日本名:TB)の後継に当たるモデル。すでにデビュー済みのi10、i30に続く新世代の「i」シリーズ第三弾となるモデルで、デザインはヒュンダイの欧州デザインセンターが手がけた。パワーユニットは、新開発の「カッパ」。1.25リッターの排気量を持つこのエンジンは、徹底した軽量化とフリクションロスを実現し、リッター20kmという低燃費と、119g/kmという低エミッション性能を誇る。最高出力は77馬力、最大トルクは11.8kgmを発生する。 |
キアがまったくのニューモデル、ソウルを送りだす。ソウルは、スクエアなボディが特徴のコンパクトモデルで、全長4105mm、全幅1785mm、全高1610mmと、やや大きめのBセグメントに位置する。搭載されるエンジンはいずれも直列4気筒で、ガソリンが1.6L(126ps)、2.0L(142ps)、ディーゼルが1.6L(126ps)の合計3機種。さらに地域によっては115psバージョンのディーゼルも投入される。トランスミッションは、5速MTと4速AT。生産は2008年11月から韓国・光州向上で開始され、欧州、米国を始めとする世界各国で発売される。 |
シボレー「クルーズ」は、日本では初代スイフトをベースにしたコンパクトカーとして知られているが、今回発表されたのは、同一の名称を持ったまったく異なるモデル。その正体は、日本ではスズキから「オプトラ」という名称で発売されていた大宇「ラセッティ」の後継車に当たるもので、韓国で開発されたモデルである。プラットフォームは、オペル「アストラ」などと同じデルタ・アーキテクチャーを採用。ただしその主戦場は欧州となり、2009年3月、ほかの市場に先駆けて欧州に投入される。欧州仕様のエンジンは、ガソリンが1.6L、2.0L、ディーゼルが2.0Lの計3機種が用意される。 |