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XJR   [MY08/2007y-2008y]

XJR(3rd/X358)

XJR前 XJR後
XJR内装 XJR内装

解説

 ジャガー伝統のフラッグシップサルーンであるXJシリーズは、登場から4年を経た2007年3月のジュネーブショーで、マイナーチェンジモデルが発表された。モデルイヤーでは2008年モデルとなる新型の大きなトピックは、なんといってもエクステリアが大幅に変更されたこと。フロント&リヤバンパー、サイドシルのデザイン変更に加え、リヤスポイラー、サイドパワーベント、ルーフアンテナの装着などによって、それまでのトラディショナルな雰囲気から一転、特徴的なフロントフェイスをもつモダンなスタイルへと変貌した。

 インテリアでは、シートのデザインを一新。フロントのシートバック形状が改められ快適性とサポート性が高められたほか、リヤのレッグスペースも拡大された。同時にむち打ち緩和機構(WRS)も改良。さらに今回、オプションでシートヒーターを装着するモデルに、新たにクーラー機能が追加されたのも新機軸となる。一方でメカニズムやエンジンラインアップの変更点はなく、ハイパフォーマンスモデル「R」も引き続き設定。4.2L V型8気筒にスーパーチャージャーを組み合わせたXJRは、Fセグメントにおける数少ないスポーツサルーンとして確固たる地位を築いている。しかし伝統のXJRも2009年モデルでは消滅してしまい、次期XJ(X351)にも「R」は用意されなかった。

主要諸元 " MY08  XJR "

寸法・重量エンジン・トランスミッション
車格Fセグメント型式
乗車定員5名種類4.2L V8 DOHC 32V S/C
全長×全幅×全高5091×1898×1462 mm気筒内径×行程86.0×90.3 mm
ホイールベース3034 mm総排気量4196 cc
トレッド前/後1556/1546 mm圧縮比9.1
最低地上高-最高出力298kW[406ps]/6100rpm
重量1659 kg最大トルク553Nm[56.4kgm]/3500rpm
ステアリング形式ラック&ピニオン式
パワーステアリング
燃料供給装置電子制御燃料噴射式
サスペンション前ダブルウィッシュボーン
エアスプリング
燃料タンク容量85 L(+7.5 L)
無鉛プレミアム
サスペンション後ダブルウィッシュボーン
エアスプリング
トランスミッション6AT
ブレーキ前ベンチレーテッドディスク駆動方式FR
ブレーキ後ベンチレーテッドディスク動力性能
タイヤ前255/35ZR20最高速度250km/h(リミッター)
タイヤ後255/35ZR200-100km/h加速5.3秒
走行安定装置ABS/TCS/DSC

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