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 FRANKFURT 62nd International Motor Show

フランクフルトショー

開催期間:2007年9月11日〜9月23日

◆マセラティ クワトロポルテ スポーツGT S(市販化)

 マセラティのスポーツサルーンであるクワトロポルテに、よりスポーティな「スポーツGT S」が設定された。エンジンはそのままながら、エクステリアにはメッシュタイプのフロントグリル、ブラック塗装が施された4本出しのエグゾーストパイプを採用するなど、その迫力を高めている。インテリアにはカーボンファイバーとアルミ素材を採用。さらに足回りには、フロントが10mm、リヤが25mmローダウンしたサスペンション、ブレンボと共同開発された独自のブレーキシステム「デュアルキャストディスク」、専用開発の20インチタイヤを採用するなど、その走りに磨きを掛けている。

◆フェラーリ 430 スクーデリア(市販化)

 フェラーリのV8モデルであるF430シリーズに新しく加わったのが「430スクーデリア」。このモデルはF430をベースに、よりピュアなスポーツドライビングを楽しむことを目的に開発された。とくに注目なのが車両重量で、F430からおよそ100kgの軽量化を実現し、1250kgとなっている。一方搭載エンジンの出力も510psまで向上。さらにギアボックスには「スーパーファースト」と呼ばれるセミATを搭載。これによりシフトチェンジに要する時間を大幅に短縮された。また電子制御デフ(E-Diff)と姿勢制御装置(F1 Trac)が統合されたこともトピック。

◆ランボルギーニ レヴェントン(市販化)

 現在はガヤルド、ムルシエラゴと2種のモデルを抱えるランボルギーニに、新たなモデルが発表された。「レヴェントン」と名付けられたこのモデルは、ムルシエラゴ LP640がベースで、ジェット機をモチーフとするカーボンファイバー製のエクステリアが奢られている。エンジンは6.5L V型12気筒とムルシエラゴと同じだが、最高出力を650hpにまで向上させ、0-100km加速は3.4秒を誇る。アンダーボディは完全にフラット化、リヤにはデフューザーと可動式スポイラーが採用され、超高速域での安定性を向上。このモデルは、世界でわずか20台の限定となる。

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