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 GENEVA 77th International Motor Show

ジュネーブショー

開催期間:2007年3月6日〜3月18日

◆トヨタ ハイブリッドX コンセプト(コンセプトカー)

 「ハイブリッドX」と名付けられたこのコンセプトカーは、その名のとおり次世代のハイブリッド専用モデルを示唆するもの。ボディサイズは全長4500mm、全幅1850mm、全高1440mm、ホイールベース2800mm。乗車定員は4名となる。ドアは観音開き式が採用され、広大な前後ウィンドウとグラスルーフのため、開放感のある快適なドライビングが楽しめる。パワートレインに関する詳細は明らかにされていない。

◆日産 エクストレイル(市販化)

 エクストレイルの2代目が公開された。エクステリアは、ひと目でそれと分かるキープコンセプトのデザインを採用。ただしメカニズム面では、最新の4WDシステム「オールモード4×4-i」に加え、「Uphill Start Support」、「Downhill Drive Support」を採用するなど、オフロードにおける走行性能を大幅に高めている。欧州仕様のエンジンバリエーションは、ガソリンが2種類、ディーゼルが2種類の合計4機種。トランスミッションは、全車に6速MTが設定されるほか、ディーゼルには6速AT、ガソリンにはCVTも組み合わされる。生産は九州工場が担当する

◆ホンダ スモールハイブリッドスポーツ コンセプト(コンセプトカー)

 「スモールハイブリッドスポーツコンセプト」と名付けられたこのモデルは、同社が提案する次世代ハイブリッドカーのデザインスタディで、そのスタイリングを手がけたのはドイツを拠点とするホンダR&Dヨーロッパ。ボディは、全長4000mm、全幅1760mm、全高1270mm、ホイールベース2350mmと非常にコンパクトなサイズ。フロントに搭載されるエンジンはガソリン4気筒で、これに小型モーターを組み合わせたホンダ独自ハイブリッドシステム・IMA(インテグレーティド・モーター・アシスト)を搭載し、CVTを介して前輪を駆動する。

◆マツダ 2(市販化)

 「Mazda 2」、つまりデミオの新型が発表された。ホイールベースは2490mmと先代と同じ値であるものの、ボディサイズは全長3885mm、全幅1695mm、全高1475mmと先代と較べると短く、そして低くなった。エクステリアは標準仕様のほか、スポーツ・アピアランス・パッケージと呼ばれるスポーティな仕様も選べる。エンジンはオールアルミ製ブロックをもつMZRで、1.5L(103ps)と1.3L(84ps/75ps)の2機種3タイプをラインナップ。これらに加え、欧州では遅れて1.4Lディーゼルも設定される。

◆マツダ 葉風(コンセプトカー)

 

◆スズキ SX4 セダン(市販化)

 2006年11月に開催された北京モーターショーで、中国における合併会社・長安鈴木によって先行発表されたSX4セダン。今回のジュネーブショーでは、欧州市場向けとして再度発表された。伸びやかなデザインをもつ正統派コンパクトセダンであるこのモデルは、広い居住空間とトランクスペースをもつのが特徴。中国仕様とは異なり、欧州仕様のセダンの生産は日本で行われ、2007年秋から欧州で発売が開始される。また、今回ハッチバックモデルには1.6L 直列4気筒のディ−ゼルエンジンが新設定されている。

インデックス

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