Frankfurt, 63rd International Motor Show開催期間：2009年9月15日〜9月27日
 | 3ドア、クラブマン、コンバーチブルに続く4番目のMINIとなるコンセプトモデルが登場した。2ドアクーペのボディは、より強く傾斜したフロントウインドウ、大径タイヤを収める力強いホイールアーチ、高めのウエストラインなど、よりスポーティで前衛的なスタイルが構築されている。ブラックで統一されたインテリアは、リヤシートを廃して2シーター化。このシートはスポーツタイプとなるなど、より走りを意識したものとされている。エンジンは、「ジョン・クーパー・ワークス」と同じく1.6L 直4ターボを搭載。ルーフはアルミ製となるなど、軽量ボディと相まって高次元の走りを実現する。 |
 | MINIクーペ コンセプトと同時に、そのオープンモデルも登場した。シリーズにはすでに4シーター・カブリオレが存在するが、こちらは2シーター・ロードスターとなる。基本的なスタイルはクーペと共通で、傾斜角の強いフロントウインドウ、高めのウエストラインを持つスポーティなデザインが与えられている。ルーフは手動式のソフトトップを採用。搭載エンジンはクーペと異なり、「クーパーS」用の1.6L 直4ターボが搭載され、トランスミッションは6速MTまたが6速ATが組み合わされる。このコンセプトモデルのインテリアはホワイトで統一され、鳥格子柄をあしらったスポーツシートが奢られている。 |
 | アストンマーティンでは久々の4ドアモデルとなるラピード。06年デトロイトショーで初公開されたラピードの市販モデルがついに登場する。サイズは全長5019mm、全幅2140mm、全高1360mmとFセグメントサルーン級。独立した4つのシートが与えられるインテリアは、最上級のレザーやウッドなどが贅沢に使われている。ボタン操作ひとつでリヤシートを折りたたむことも可能で、この際の荷室容量は750Lに達する。エンジンは5.9L V12が搭載され、最高出力は477psをマーク。トランスミッションは「タッチトロニック2」と呼ばれる6速ATとなる。組み立てはオーストリアのマグナシュタイア社が行う。 |
 | 世界最高峰の地位をものにしている真のプレステージカー、ファントムの下に位置づけられる完全なる新型のロールスが登場した。ゴーストと呼ばれるこのモデルは、全長5399mm、全幅1948mm、全高1550mmとファントムよりひと周り小型。搭載エンジンは、新開発となる6.6L V12気筒直噴ツインターボで、最高出力は570psにも達する。これに組み合わされるのはZF社製8速AT。フロントがダブルウイッシュボーン、リヤがマルチリンクを採る足まわりは、前後ともエアサスが与えられる。エクステリアは大型ヨットをモチーフにデザインされ、ファントムと同じく観音開きのコーチドアを採用する。 |