Frankfurt, 63rd International Motor Show開催期間：2009年9月15日〜9月27日
 | プジョー初の2ドア・スポーツクーペであり、初の数字で表記されない車名が与えられたモデル、RCZがついに正式発表された。最初に公開されたのは2年前のフランクフルトショー。VW シロッコが最大のライバルとなるこのRCZは、308と同じPSAの「プラットフォーム2」を採用したFFスポーツ。エンジンは、156psまたは200psを発生する1.6L 直4ターボ（1.6THP）、163psを発生する2.0L 直4ディーゼルターボ（2.0HDi FAP）の3機種が用意される。トランスミッションは全車に6速MT、さらに2010年夏から1.6THP（156ps）にはATも用意される予定。シート配列は2+2。後席の実用性は十分高い。 |
 | フォード S-MAXやルノー グランセニックなどCセグメント・MPVに投入されたプジョーの新型モデルが5008。2列シートの3008と大きく異なる点は、こちらは2列シート仕様に加えて3列シート仕様も用意されること。2列目シートは3分割、3列目は2分割のキャプテンタイプとなり、2列目はスライド＆リクライニングが可能。全長4529mm、全幅1837mm、全高1639mmのボディサイズは、全幅と全高が3008と同一の数値で、3008よりも全長が164mm長い。搭載エンジンは、ガソリンが1.6L 直4ターボ、ディーゼルが1.6Lと2.0Lの直4ターボで、いずれも直噴式となる。09年秋から市場に投入される。 |
 | シトロエン C3の2代目モデルが正式発表された。同時期に発表されたDS3と基本的に共通のフロントデザインが与えられるが、このC3は5ドアのカジュアルな方向性のモデルとなる。新型C3最大の特徴と言えるのが、ルーフ前端にまで広がる広大なフロントウインドウ。これにより視界は大幅にアップし、高い開放感を実現している。インテリアは、サテングレーまたは光沢アルミのトリムで仕立てられ、高級感あふれる雰囲気を醸す。全長は3940mmと、ライバルとほぼ同サイズにまで大きくなった恩恵で、室内空間も広くなった。エンジンはガソリン、ディーゼルともに幅広く設定。11月から欧州で販売開始される。 |
 | 09年のジュネーブショーで初公開されたDSインサイドの市販モデルがついに正式発表となった。シトロエンは今後「DS」を冠したプレミアムモデルを登場させる予定で、DS3はその第1弾となる。ほぼ同時に公開された2代目C3と共通のフロントデザインが与えられているが、ボディは3ドアとなり、リヤセクションのデザインも独自のものとなる。ルーフやドアミラーハウジングなどには多くのカラーが用意されるのもDS3ならではの特徴。インテリアには、レザーやクロームパーツをふんだんに用いて高級感を高めたほか、各部の素材やカラーを自由にチョイスして好みの仕様をオーダーすることも可能となる。 |