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RX-8   [2003y-2012y]

RX-8 (SE3P)

RX-8前

解説

 1967年に登場したコスモスポーツから続くロータリー車の系譜は、1978年登場のRX-7でさらに方向性が明確になり、同社のリアルスポーツカーの象徴的存在となった。そして2003年、RX-7の系譜にある新世代ロータリースポーツ「RX-8」が鮮烈なデビューを果たす。このモデルの最大の見所は、スポーツカーでありながら4ドア・4シーターを実現した点。一見すると2ドアクーペに見えるが、実は観音開き式(フリースタイルドア)のセンターピラーレス・4ドアクーペのボディスタイルを持つ。後席には大人2人が座れるスペースを確保し、前後席ともスムーズな乗降性を実現しているのも大きな特徴で、実質2シーターのRX-7とは対照的に幅広い層のユーザーに歓迎された。
 エンジンは新世代ロータリー「RENESIS(レネシス)」が搭載された。これは従来の「13B」をベースに小型軽量化されたもので、今回新たに「サイド排気&サイド吸気」方式を採用したことが技術上の大きな特徴。自然吸気ながらも最高出力250psを発生するハイパワー仕様と、210psを発生する標準仕様の2タイプが用意された。トランスミッションは前者には6速MT、後者には5速MTおよび4速ATが組み合わされている。
 グレードはスポーツ向けの「Type S」、豪華仕様の「Type E」、標準車の3タイプ。とくに「Type S」は250psの高出力エンジン、スポーツサス、大径ブレーキディスクが与えられる。2006年の改良ではATが4速から6速になって最高出力が215psに引き上げられた。2008年3月には内外装が一新されると同時に、5速MT車の吸気ポートが4ポートから6速AT車と同じく6ポートに変更され、215psとなった。一方、6速MT車は高回転域での燃料セットが変更され235psにダウンした。またレカロ社製シートを装着する「タイプRS」の追加も特筆すべきところ。その後、2011年と2012年には「Spirit R」の発売を最後に生産が終了され、ロータリースポーツの歴史に終止符が打たれた。

主要諸元 " 2003y  MAZDA RX-8 Type S "

寸法・重量エンジン・トランスミッション
車格ミドルスポーツ型式13B-MSP
乗車定員4名種類直列2ローター
全長×全幅×全高4435×1770×1340 mm気筒内径×行程-- mm
ホイールベース2700 mm総排気量654×2 cc
トレッド前/後1500/1505 mm圧縮比10.0
最低地上高135 mm最高出力184kW[250ps]/8500rpm
重量1310 kg最大トルク216Nm[22.0kgm]/5500rpm
サスペンション前ダブルウィッシュボーン燃料タンク容量61 L
サスペンション後マルチリンクトランスミッション6MT
ブレーキ前ベンチレーテッドディスク駆動方式FR
ブレーキ後ベンチレーテッドディスク動力性能
タイヤ前225/45R18最高速度-- km/h
タイヤ後225/45R180-100km/h加速--秒