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86   [2012y-]

86

86走り

解説

 2007年にMR-Sが生産終了して以来、スポーツカーはおろか、スペシャルティカーも含めた2ドア車を完全に失っていたトヨタ。そんな寂しい状況を一変させてくれたのが、久々に登場したコンパクトスポーツ「86」である。その名前の由来は、カローラレビン/スプリンタートレノの型式「AE86」。小型で軽量な後輪駆動車のフィロソフィを受け継ぎ、まったく新しいモデルとして生まれ変わったのだ。そして、このクルマの開発に当たりタッグを組んだのがスバル。企画はトヨタ、開発と生産はスバルが担当し、スバルブランドでは「BRZ」という車名が与えられている。
 プラットフォームは専用設計となり、駆動方式はもちろんFR。2570mmという短いホイールベースを持ちながら、室内は後席を持つ2+2を採用した。これにより、シートバックを倒せばサーキットにタイヤ4本を積んで自走することも可能。またゴルフバッグも2本までなら積めるなど、スポーツカーのあるべき形を具現化したものと言える。エンジンはスバル製2.0L水平対向4気筒「D-4S」を搭載。直噴とポート噴射を使い分けるツインインジェクターを採用し、12.5という高圧縮比を実現することで、最高出力は200psを達成した。トランスミッションは6速MTまたは6速AT。室内には小径ステアリング、3眼タイプのメーター類を採用するなど、スポーツカーらしい雰囲気でまとめられている。
 そして86がスポーツカーたらしめる理由として、度重なる年次改良で進化してきたことも注目すべき点。2015年にはGazoo Racingが手掛けたスパルタンなコンプリートカー「GRMN」が話題となった。さらに2016年のマイナーチェンジでは外観デザインを一新され、空力性能が向上。これに加えて吸排気系の見直し、ボディ剛性、足まわりのセッティングなど大幅に手が加わり、走りのポテンシャルがさらに引き上げられている。そんなところもトヨタ/スバルのスポーツカーに対する意気込みを感じる部分であり、多くのファンに支えられた要因と言えるだろう。

主要諸元 " 2012y  TOYOTA 86 GT "

寸法・重量エンジン・トランスミッション
車格コンパクトスポーツ型式FA20
乗車定員4名種類2.0L H4 DOHC 16V
全長×全幅×全高4240×1775×1300 mm気筒内径×行程86.0×86.0 mm
ホイールベース2570 mm総排気量1998 cc
トレッド前/後1520/1540 mm圧縮比12.5
最低地上高-- mm最高出力147kW[200ps]/7000rpm
重量6MT : 1230 kg
6AT : 1250 kg
最大トルク205Nm[20.9kgm]/6400-6600rpm
サスペンション前マクファーソンストラット燃料タンク容量50 L
サスペンション後ダブルウィッシュボーントランスミッション6MT/6AT
ブレーキ前ベンチレーテッドディスク駆動方式FR
ブレーキ後ベンチレーテッドディスク動力性能
タイヤ前215/45R17最高速度-- km/h
タイヤ後215/45R170-100km/h加速--秒