シルビア(S15)
スカイラインGT-R(5th/R34)
スカイラインGT-R(4th/R33)
スカイラインGT-R(3th/R32)
フェアレディZ(7th/Z35)
フェアレディZ(6th/Z34)
フェアレディZ(5th/Z33)
フェアレディZ(4th/Z32)
フェアレディZ(3rd/Z31)
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解説
日産を代表するスポーツカー「フェアレディZ」は、2008年12月にフルモデルチェンジを受けて6代目(Z34)となった。一時期は生産が途絶えたこともあったが、初代からおよそ40年ものあいだ世界中のファンに支えられ続けてきたスポーツカーの最新型ゆえ、ファンからの期待値は非常に大きいものだった。新型は一見すると先代とよく似たフォルムだが、ホイールベースは100mm短縮された2550mmという値。これはもちろん運動性能の向上のためである。また矢尻のようなヘッドランプ形状やグラマラスなリヤまわりにより、先代以上にエモーショナルな印象を与えており、Zファンも納得のスタイルに仕上げられている。一時期はGTカーとしての性格が強まった時期があったが、新型は明らかにポルシェ ケイマンをライバルに見据え、よりピュアなスポーツカーに進化したと言っていい。
エンジンは、先代から排気量が0.2L拡大された3.7L V6DOHCを搭載。新たにバルブ作動角・リフト量連動可変システム「VVEL」を採用することで、最高出力は336psを発揮する。野性味溢れるそのフィールは、リアルスポーツとしての進化を感じさせるものに仕上がった。また、6速MTにはシフト操作時に回転数を自動制御する「シンクロレブコントロール」が備わったことも新機軸。またATは7速化されたこともトピックで、ダイレクト感のあるマニュアル操作が可能。ブレーキは、曙ブレーキ社製キャリパーの採用で、扱いやすさと高速走行時の安定性を両立している。
2009年6月にはNISMOが手掛けたコンプリートカー「バージョンNISMO」が登場。これは、専用設計した等長フルデュアルエキゾーストシステムの採用とコンピューターで最高出力355psを発生。ヤマハ社製ダンパーやボディ補強により、さらなるスポーツ性能を獲得している。さらに同年9月には2シーターオープンの「ロードスター」が選べるようになった。2012年にはマイナーチェンジで外観を一新。NISMO仕様とともに、いまでも進化を続けている。
主要諸元 " 2008y NISSAN FAIRLADY Z VERSION ST "
寸法・重量 | エンジン・トランスミッション | ||
車格 | ミドルスポーツ | 型式 | VQ37VHR |
乗車定員 | 2名 | 種類 | 3.7L V6 DOHC 24V |
全長×全幅×全高 | 4250×1845×1315 mm | 気筒内径×行程 | 95.5×86.0 mm |
ホイールベース | 2550 mm | 総排気量 | 3696 cc |
トレッド前/後 | 1540/1565 mm | 圧縮比 | 11.0 |
最低地上高 | 125 mm | 最高出力 | 247kW[336ps]/7000rpm |
重量 | 1480/1530 kg | 最大トルク | 365Nm[37.2kgm]/5200rpm |
サスペンション前 | ダブルウイッシュボーン | 燃料タンク容量 | 72 L |
サスペンション後 | マルチリンク | トランスミッション | 6MT/7AT |
ブレーキ前 | ベンチレーテッドディスク | 駆動方式 | FR |
ブレーキ後 | ベンチレーテッドディスク | 動力性能 | |
タイヤ前 | 245/40R19 | 最高速度 | -- km/h |
タイヤ後 | 275/35R19 | 0-100km/h加速 | --秒 |