シルビア(S15)
スカイラインGT-R(5th/R34)
スカイラインGT-R(4th/R33)
スカイラインGT-R(3th/R32)
フェアレディZ(7th/Z35)
フェアレディZ(6th/Z34)
フェアレディZ(5th/Z33)
フェアレディZ(4th/Z32)
フェアレディZ(3rd/Z31)
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解説
2000年8月、4代目フェアレディZ(Z32型)の生産が終了し、30年以上にわたるZカーの長い歴史に一旦終止符が打たれた。しかし2001年デトロイトショーでは、次期型のデザインスタディを公開。そして同年10月の東京モーターショーでは各部がリファインされた市販バージョンが発表され、2002年7月に待望の5代目が登場した。2年のブランクを経てZカーは復活を遂げたのである。シャシーはスカイライン(V35型)の「FMパッケージ」を流用。スカイラインからホイールベースを200o短縮し、エンジンの搭載位置をキャビン側に寄せたフロントミッドシップとすることでリアルスポーツにふさわしい運動性能を獲得。ミドルスポーツの第一線を行く渾身の仕上がりとなった。
エクステリアは歴代モデルのモチーフを活かしつつも、新しい方向性を示すデザインが見所。先代までは2シーターと2+2のふたつの仕様が選べたが、新型は2シーターのみとなったのも注目すべきポイント。またボディは当初クーペのみだったが、2003年10月の一部改良と同時に電動開閉式ソフトトップを備えたロードスターが追加されている。
エンジンは3.5L V6DOHCを搭載し、当初は最高出力は280psを発揮。トランスミッションは新開発6速MTと完全ギヤ固定可能な5速ATが用意された。2005年の改良ではエアダクト径の拡大による吸気効率の向上やバルブタイミングのチューニングなどで294psに進化。さらに2007年に行われた2度目のマイナーチェンジでV36型スカイラインに採用された新型エンジン「VQ35HR」が搭載され、最高出力は313psに増強されている。グレードは標準車のほか、ブレンボ社製ブレーキや18インチホイールを装着する「バージョンS」、本革シートの豪華仕様「バージョンT」、その両方の仕様を兼ねた最上級の「バージョンST」を設定。そのほか専用内外装のスパルタンなグレード「バージョンNISMO」も登場した。そして2008年、さらなる動力性能と運動性能を備えた6代目にバトンタッチした。
主要諸元 " 2002y NISSAN FAIRLADY Z VERSION ST "
寸法・重量 | エンジン・トランスミッション | ||
車格 | ミドルスポーツ | 型式 | VQ35DE |
乗車定員 | 2名 | 種類 | 3.5L V6 DOHC 24V |
全長×全幅×全高 | 4310×1815×1315 mm | 気筒内径×行程 | 95.5×81.4 mm |
ホイールベース | 2650 mm | 総排気量 | 3498 cc |
トレッド前/後 | 1535/1545 mm | 圧縮比 | 10.3 |
最低地上高 | 120 mm | 最高出力 | 206kW[280ps]/6200rpm |
重量 | 6MT : 1450 kg 5AT : 1460 kg | 最大トルク | 363Nm[37.0kgm]/4800rpm |
サスペンション前 | マルチリンク | 燃料タンク容量 | 80 L |
サスペンション後 | マルチリンク | トランスミッション | 6MT |
ブレーキ前 | ベンチレーテッドディスク | 駆動方式 | FR |
ブレーキ後 | ベンチレーテッドディスク | 動力性能 | |
タイヤ前 | 225/45R18 | 最高速度 | -- km/h |
タイヤ後 | 245/45R18 | 0-100km/h加速 | --秒 |